鹿の王
水底の橋
角川文庫
800円(税別)
☆☆☆☆☆
今回の主役はホッサルとミラル。
20代としたいところですが、30代かもしれません。
今回もミステリー的な要素を含みつつ、病気や生きる事に関するお話でした。
少し大人な小説になっています(ちょっと直接的な言い方で、上橋菜穂子さんらしくなくぎょっとしましたが)。
今までも恋愛のお話はありましたが、雰囲気が異なる印象を受けましたので、上橋菜穂子さん自身、何かありましたか?と思ってしまいました(苦笑)。
読んでいて愛をしたくなります。
台風14号が接近し、外は雨。
一気に読んでしまいました。
映画も見てみたいです。
コロナの影響で映画館に行く事が(職場で)禁止されていますので、後でレンタル、かなぁ。
前作の「鹿の王」は感染症流行のお話だったので、今のコロナ禍の状況となんとなくリンクするかもしれません。
本書のあとがき、解説もコロナに関してふれています。
☆☆☆☆☆
上橋菜穂子さんの作品はほぼ全て読んでいると思います。
精霊の守り人シリーズが有名です。
父がNHKのアニメーションを見ていて、面白いよと勧められ、本を読むようになりました。
NHKではアニメだけでなく、綾瀬はるかさん主演でドラマ化されました。
大河ファンタジーということで出演者の方々もとても豪華でした。
実写化??綾瀬はるかがバルサ??と思いましたが、実写版もとても良かったです。
流石!
役者さんは皆さん運動神経が良いですね。
(運動神経が良くないと指示された動きが直ぐに出来ない・・・)
女用心棒バルサ役の綾瀬はるかさんの動きはとても素晴らしく、ジグロ役の吉川晃司さんは格好良く、高島礼子さんはまさかのトロガイ役!(老婆です)。
帝役の藤原竜也さんは流石の演技で、不思議感満載の帝、暴走する彼の行動に説得力が増しました。
二の妃役の木村文乃さんはとても、とても美しかったです(強調)。
☆☆☆☆☆
夜になりまた雨足が強くなりました。
台風はまた南に戻ってきたそうです。
今日は一日家でのんびりしていました。
☆☆☆☆☆
皆様の明日も良い一日になりますように!