ジョゼと虎と魚たち(上)
漫画:鈴木奈央
原作:田辺聖子
監修:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
1000円(税別)
ジョゼと虎と魚たち(下)
1000円(税別)
☆☆☆☆☆
昨日に続き本日も漫画です。
本屋をぐるりとまわり、『ジョゼと虎と魚たち』を発見しました。
予約していた『鬼滅の刃』と同時購入しました。
田辺聖子さん原作です。
田辺聖子さん(1928-1919)の作品は『おちくぼ姫 落窪物語』など、古典の翻訳やエッセイを良く読みました。
『ジョゼと虎と魚たち』は2003年に妻夫木聡と池脇千鶴主演で映画化されています。
公開後、DVDで副音声付きでも観ましたが、とても印象に残っている映画作品の一つです。
映画版は原作通りではなく、最後が「!!」でした。
今回のアニメ映画の結末はいかに・・・??という事で話題になっています。
最近、池脇千鶴さん、のドラマ出演がニュースになっていました。
演技がとても上手な女優さんです。
この映画の後、ふっくらされたりされましたが・・・今は39歳!?
もっと若い方だと思っていました・・・。
映画は17年前の作品ですか・・・。
時がたつのは早い・・・。
☆☆☆☆☆
原作通りではなく、漫画もアレンジされています。
実写映画はR-12。R指定がありました。
漫画は小中学生も安心して読めますので、アニメ映画もR指定はないと思います。
漫画はモノクロの世界ですが、綺麗なシーンが沢山あります。
12月25日公開のアニメーション映画もとても綺麗だと思います。
映画館の柱。丸の内ピカデリー。
☆☆☆☆☆
犬童一心監督の実写版『ジョゼと虎と魚たち』は男性目線の映画だったなぁ・・・と当時思っていました。(今は男女差ってないかも?と思っています。男女ともに感覚は半分ずつ同じなのではないかと個人的に思うようになりました。例えば浮気率も男女ともに変わらない数字のようですし)。
大学生の年ごろの男子なんてそんなもの、って感じかもしれませんが。
(妻夫木聡と池脇千鶴は絶対出来てるっ!!と力説していた方がいたと記憶していますが、この映画を観たのかな・・・。)
映画のラストは現実的とも言われますが、現実的なら半端者ではなく、逆に覚悟を持った者しか近づかないのではないかな・・・と思います。甘い、かな?
(ということで、映画の恒夫さんはどうしようもないヤツな感じで描かれています)
漫画版の恒夫さんはなかなか素敵な男子です。
映画でも格好良く描かれるのではないでしょうか。
トゲトゲな気持ちは相手にも伝わります。
コロナ禍で世界中が何とな~く優しくなっている今、このまま優しい世界で生きていきたいです・・・。
☆☆☆☆☆
現実はとても大変です。
奥様が倒れられ、一命を取り留めたものの、奥様の面倒含め家事は全てご主人がされている方がいらっしゃいます。
奥様がどんなに強い言葉を吐かれても(今まで出来た事が出来なくなるというのは相当なフラストレーションが溜まると思います)、喧嘩をされても(実際お二人は良く口喧嘩をされていました)、「二人でいられるだけで幸せ」と言える生活が出来るのは幸せだと思います。
『ジョゼと虎と魚たち』を読んでいたらお二人を思い出しました。
お元気かなぁ・・・。
☆☆☆☆☆
今週末は漫画を読んで涙を流した週末でした。
☆☆☆☆☆
皆様の明日も良い一日になりますように!!