幸せ感じる☆日々の暮らし

日々の暮らしを綴っています。好きなものは繋がっていく・・・。良いな、と思う物をご紹介しています。プロモーションなし。今日も明日も良い一日になりますように。

【395】谷崎マンガ 変態アンソロジー(読書感想文109)

谷崎マンガ

変態アンソロジー

谷崎潤一郎原作

中央文庫

700円(税別) 

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山口晃氏が好きなのです。

へ、変態アンソロジーですか・・・(;゚ロ゚)!!

“文豪にして、大変態ー?”

なんて解説なのでしょう。

 

帯にも書いてありますが、“愛をこめて”なので大丈夫なんでしょうねぇ・・・。

 

ノーベル文学賞残念でしたね”という言葉にムキーっと怒るお姿も描かれています。

 

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文庫の表紙に沢山登場していますが・・・

渋いお顔にうさちゃんのかぶり物。

・・・。

うさぎは年中発情期だとは言われますが・・・。

筆ペンはないのでこんな感じになりました。

 

☆☆☆☆☆

自分は日本文学をわりと読んでいると思っておりました。

 

谷崎潤一郎の作品もそれなりに読んでいると思います。

 

しばらくご無沙汰していましたが、引越し前は美しい写真つきの『陰翳礼賛』を読みました。

 

細雪』は第二次世界大戦中に書かれ、戦時中を感じさせない日常に凄いな・・・と庶民の自分は感嘆した次第です(祖父は何度も戦地に赴いていましたよ・・・)。

 

しかし、本書を読んで、全然読んでいないのではないか!?と改めて感じたのでした。

 

確かに変態アンソロジー・・・。

 

晩年までぶれないお姿。

こんな作家でしたか・・・?

 

☆☆☆☆☆

谷崎の渋いお顔にうさぎさんのかぶり物をかぶせるとは・・・!!

 

本屋さんでは本書のお隣に谷崎潤一郎が表紙となっている『谷崎潤一郎伝』が並んでいました。

 

「細君譲渡事件」とか「発禁処分」とか。

私生活も確かに刺激的・・・。

 

『台所太平記』は原作を読んでみようと思います。

 

☆☆☆☆☆

皆さまの明日も良い一日になりますように!!