月刊MOE4月号
930円(税込)
先月発売されたものです。
2022年『ピーターラビットのおはなし』の出版から120周年を迎えます。
6月19日(日)まで世田谷美術館では「出版120周年 ピーターラビット展」が開催されています。
全国各地で様々なイベントが催される予定です。
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1866年、ビアトリクス・ポターが生まれます。
ロンドンの資産家の家で、幼い頃から動物好きだったポターは沢山の生き物に囲まれて育ったそうです。
1893年ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターは、元家庭教師の5歳の息子、病気で寝ているノエル・ムーア少年を喜ばせようと、4匹の子ウサギの冒険物語を絵手紙にして贈りました。
ポターは27歳。
喜ぶ子ども達にあてて、ポターは絵手紙をさらに送りました。
ノエル・ムーア少年は残念ながら亡くなってしまいます。
1900年、ポターはムーア家を訪れ、大切に保管してあった絵手紙を元に絵本を描き始めます。
女性が働くことが難しかった時代、出版社に持ち込みますが全て断られてしまいます。
1901年、自費出版をすると大変好評で初版は250部、さらに200部を刷り直します。
1902年、ついに出版社から発売され、あっという間にベストセラーとなったのでした。
絵本のキャラクターを商品化するための特許を取得したのはポターが最初の人物だと言われています。
今もなお、可愛いキャラクターグッズをあちらこちらで見かけます。
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小学生の頃、手のひらサイズのかわいい本を見るたびに、大人びた本だな、と思っていました。
原画サイズのピーターラビットが掲載されています。
優しい色使いです。
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明日もピーターラビットの話が続きます。
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皆さまの明日も良い一日になりますように!!