幸せ感じる☆日々の暮らし

日々の暮らしを綴っています。好きなものは繋がっていく・・・。良いな、と思う物をご紹介しています。プロモーションなし。今日も明日も良い一日になりますように。

【1481】遠野物語(読書感想文205)

遠野物語

柳田國男

谷川健一 解説 島亨 補注

大和書房

3000円(税別)

f:id:manana55:20240728102313j:image

 

f:id:manana55:20240728102326j:image

こちらもボリス雑貨店で購入しました。

 

 

manana55.hatenablog.com

 

 

装画をヒグチユウコさんが描かれています。

 

専用の栞と蔵書票です。

狼も登場するので、狼の絵が描かれています(裏面もあり)。

f:id:manana55:20240728103253j:image

 

☆☆☆☆☆

 

遠野物語、初めて読みました。

 

このような話だとは思いませんでした。

 

伝承。奇譚です。

 

遠野物語柳田國男明治43年に発表しました。

 

日本の民俗学の先駆けとも言われています。

 

☆☆☆☆☆

 

民俗学って100年くらいなのですねー•••。

 

歴史が浅い•••。

 

各地方に不思議な伝承がたくさんあったと思います。

 

消えてしまった逸話も多いのではないでしょうか。

 

祖父母や父母の代は昔の生活が残っていました。

 

100年経つと分からないことがたくさんあります。

 

古い写真を見ると、戦後の復興で一気に近代化したのだな、と改めて実感します。

 

☆☆☆☆☆

 

夏なので?

 

涼しくなるお話を少し記します。

 

☆☆☆☆☆

 

前提として、自分には霊感はなく、死んだら消えてしまうものだと思っています。

 

無の世界。

 

睡眠不足、痴呆症や投薬などで幻覚が発生することから、不思議なお話は脳の一部が活性化もしくは制御が効かなくなり、何かが見えてしまうんだろうなぁ•••と現実的な考えを持っています。

 

断食で寝ずの修行をした方、徹夜続きの方から幻覚が見えたという話を聞いたことがあります。

 

無いものが見えるように脳が処理してしまうのでしょう。不思議です。

 

それを神秘体験と呼ぶ方もいらっしゃいます。

 

現実的な考えを持っているとは言うものの、次元の歪みとかはあるのではないか?と思うのでタイムスリップとかあるのではないかと思います。

 

しかし、時間の行き来はできなさそう。

 

SF的な考えは好きです。

 

☆☆☆☆☆

 

自分自身の不思議体験について思い返すと、一二度ではなく、全て夢だ、気のせいだと自己暗示させています(苦笑)。

 

全くないという方の話を聞くと、不思議体験をしやすいのかもしれません。

 

☆☆☆☆☆

 

両親を見ていると圧倒的に父方のほうが感が鋭いです。

 

父に関するエピソードをいくつか。

 

「夜中に(玄関の)チャイムが鳴っておじいさんが挨拶にきたよ」なんて不思議な話を朝聞かされた日に祖父が亡くなりました。

 

おじいさんと言っても、母の父の事です。

 

母は寝ていたところ、父に「(玄関の)チャイムが鳴ったぞー、おじいさんが挨拶に来たぞー」と声をかけられたそうです。

寝ぼけていると思いそのまま寝てしまったとのこと。

いや、逆にそれで玄関に行くのもちょっと怖いんですけど•••。

 

父が〇〇さんそろそろ来るよーと言うとその方が来客されたり、噂をすると電話がかかってきたり、不思議な事が多々あります。

 

チャーリーとチョコレート工場を見た時には、「この小ちゃいおじさん見たことある!家の冷蔵庫の中にいた!」と言い出し、

••••••父、大丈夫か?

と子供心に不安に思ったこともあります。

 

このブログを書きながら(実家に戻っていました)、近くにいた父に「最近小ちゃいおじさん見る?」と聞いたら見かけないとのこと。

 

「小ちゃいおじさん見たことない?家にいたんだけど」と。

 

小ちゃいおじさんを見かけた時は、家のあちらこちらで会ったそうです。

 

無害なので、「あ、またいるって思うけれども」基本的にスルー、なんだそうです。

 

「冷蔵庫の中とか•••確かに不思議な話なんだけど、見ている時は驚きとかないんだよなぁ」と。

 

インターネットを検索し「認知症の一種という説があるらしいよ」と話をしたら、「認知症か・・・」とちょっと悲しそうな顔をしていました(苦笑)。

 

父が4,50代の頃のお話です。

 

働き盛りですから、疲れていて、しかも寝不足だったのでしょう・・・。

糖尿病や血管系などの何か病の兆しだったのかもしれません。

そういえば今思えば外出を嫌がったり、引きこもりというか、少し鬱っぽい時もあったような・・・。

 

小ちゃいおじさんの目撃情報は世界中でたくさんあるようなので、人間って不思議です。

 

都内では杉並区の神社で目撃者が多いらしいです。

 

木の根元などにいるそうなので、精霊のような存在です。

 

涼しくなったら行ってみようかな~・・・。

 

永福町か~。井の頭線だな~。

 

☆☆☆☆☆

 

父方の血を引いているのか分かりませんが・・・

 

「何だか気持ち悪い。ここは嫌な感じがする」

と思うと過去に事件があったり、その後事件が起きたり。

 

詳細は書きませんが、宿泊施設で不思議体験をしたりしています。

 

不思議体験をした宿泊施設では複数日の連泊だったのでした。

 

しかも一人!

 

宿泊施設を変えるなんてお金の余裕はなく、代わりに翌朝慌ててお寺に行き、お札を購入しました。

 

お札を立てかけたら気持ちが落ち着き、その日の晩から落ち着いて眠ることが出来ました。

 

宿泊施設はお札が貼っていないか?って話をよく聞きますが•••。

宿泊場所で不思議経験をされる方、一定数いらっしゃるようです。

 

宿泊施設の方には問いませんでしたが、それ以来その宿泊施設は避けています(苦笑)。

 

この時の性別をいうと男性でした。

 

金縛りの後に•••(ちょっと怖いこと)とか、

ささやかな(?)経験がいくつかあります。

 

髪が長い女性の時もありました。

しかも、隙間から入って来たのが分かる、という。

 

ゴキブリか(苦笑)!

 

夏の夜。窓を少し開けていて。

お寺がある方(つまりお墓があるほう)の窓の隙間から、細く長く、白っぽい煙というか魂というかが入ってきて。

それが人型に変わっていくっていうのは、漫画やアニメの演出でもありますね。

 

その後の展開は•••(怖いから書きません。皆さまの想像にお任せします)。

 

金縛りにあった時は疲れているんだ、とか、これは夢だと言い聞かせています。

 

不思議体験をしなければ疲れているんだ・・・で終わるのですけれども・・・(怖くなるのでこれ以上は書きません)。

 

父方は親族諸々お墓や神社にも縁があり、良く人魂も見たそうです。

 

人魂の正体は燐だと科学的に解明されています。

 

☆☆☆☆☆

 

山や海でも不思議なお話を聴く機会があります。

 

血は繋がっていませんが、山育ちの叔母は、子ども時代、子供たちできのこ狩りだか山菜採りにいき、集団で狐に化かされた経験をしています。

 

大人たちが心配して山に入り、探しに行ったら、子どもたち全員集団で寝ていたそう。

 

ということで、全員無事帰還しました(催眠ガス?気圧の関係?眠気の連鎖??なんて夢のないことを考えてしまうのですが、不思議な話です)。

 

狐に化かされたということなので・・・思い返すと何かに呼ばれて皆で歩いて行ったそうです。

 

・・・。

 

何かって何??

 

狐って言うけど一体を見たの??

 

☆☆☆☆☆

 

自分が化学的に何とか理屈をつけようと思ってしまうのは、畏敬というか、目に見えない力が働くのが怖いからです。

 

という事で、毎回、不思議体験は気のせい、夢、勘違いと思って通り過ぎています。

 

旅などでも、何だか嫌な感じがする場所には近づかないようにしています(苦笑)。

 

☆☆☆☆☆

 

今回は取り止めのないことをつらつらと書き連ねましたが、遠野物語、このような不思議な体験のエピソードがたくさん書かれています。

 

有名なのは河童や座敷童子でしょうか。

 

カミサマの話もたくさん登場します。

 

真暗闇の夜、狼との遭遇は怖かっただろうなぁ。

遠吠えも怖いと思います。

 

危篤状態の方が皆と作業したり、お坊さんとお話ししたり、短い不思議な話が満載です。

 

☆☆☆☆☆

 

日本は祟りをおそれ、神さまにしたり、祀ったりするので不思議です。

 

今でもあちらこちらにカミサマがいます。

 

☆☆☆☆☆

 

来週はお盆です。

 

お盆のご先祖様の霊がやってくるという話は守られている感じがして好きです。

 

死んだら無の世界だと思っているのに(苦笑)。

 

大文字焼きを肉眼で見てみたい!です。

京都に行ってみたいなぁ(暑いけど)。

 

☆☆☆☆☆

 

皆さまの明日も良い一日になりますように!!