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センスのいい人が、していること。
マガジンハウス
920円(税込)
本書では“ファッションやインテリアに関しても、そして暮らし方や生き方に関しても、チカラを入れすぎず、さりげなく素敵なBetter Lifeを送る、多くの人が“感じのよさ”を覚える美意識の持ち主がセンスのいい人ではないでしょうか。”と冒頭で紹介しています。
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ぱらぱらとページをめくると・・・渋いアンリ・マティスの写真が素敵です。
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“センスのいい人”が沢山掲載されているのですが、
高峰秀子 真珠のような人。がとても印象に残りました。
高峰秀子さんの養女となった、斎藤明美さんが書かれた高峰秀子さんに関する文章が高峰秀子さんの写真とともに掲載されています。
2024年は高峰秀子さん、生誕100年を迎えるそうです。
4月12日~のミキモトホールを皮切りに東京タワーで大規模な展示会も予定されています。
5歳で叔母の養女となり、半年後には映画界に入り、幼いころから親族を養っていた(親族は何十年にも渡って搾取し続けます)ことを初めて知りました・・・。
↑以前書いたご主人と30歳の時に結婚する際には、幼い頃から出演料を義母と十数人の親類に吸い取られていたため、日本映画界最高のギャラだというのに貯金が6万円しかなかったそうです。
ご主人は当時助監督。各々借金をして式を挙げたそうです。
夫について、収入や名声ではなく、「人間がよければいいんです」と語っていたそうです。
結婚前までは壮絶な人生を送っていたことがうかがえます。
高峰秀子さんが一目も二目も置かれている理由が初めて分かりました。
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皆さんがセンスのいい人と聞いて思い浮かぶ方はどなたですか?
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皆さまの明日も良い一日になりますように!!