ちいさな手のひら事典
薬草
エリザベート・トロティニョン:著
新田理恵:監修
ダコスタ吉村花子:翻訳
グラフィック社
1500円(税別)
ちいさな手のひら辞典はシリーズ本でねこ、バラ、魔女、天使・・・マリーアントワネットなどもあります。
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玄関にオトギリ草の絵を飾っています(元々は確か薬草事典だったかな。ファイルに記録を残しているのですが・・・うろ覚え)。
聖人の祝日と植物が記載されているのですが、黄色い花なので明るくなるな、という軽い気持ちで購入しました。
悪魔を追い払うとか、家の中に秩序をもたらすなど言われ、「聖ヨハネ」の薬草とも言われているそうです。
玄関に魔除け。
偶然にしては良い選択(自画自賛)。
聖ヨハネの日祝日の6月24日、1日で最も気温の高い正午にセイヨウオトギリ草を摘む習慣があったそうです。
聖ヨハネはイエス・キリストの半年前に生まれたとされるため、6月24日が誕生日となったそうです。
聖ヨハネの誕生日の前夜は魔女や精霊が現われると言い伝えがあり、シェイクスピア『真夏の夜の夢』はこの言い伝えが背景にあるそうです。
黄色の花の先端に集作用や消毒効果があるそうです。
夏至祭は世界各国にありますね。面白い。
陽がのびたな~・・・あ、もうすぐ夏至か~・・・と毎年感じます。
ドイツでは不安や神経過敏、軽い鬱にセイヨウオトギリのハーブティーが勧められるそうです。
様々な効用がある薬草です。
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パラパラとめくるとよく見かけるハーブの効用なども書かれていて、知らなかった事が沢山掲載されています。
装丁も可愛らしく、プレゼントにも喜ばれると思います。
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皆さまの明日も良い一日になりますように!!