大奥
第十九巻
(大奥-没日語録-とセット販売で)1800円(税別)
☆☆☆☆☆
男女逆転のマンガ、『大奥』。
史実と創作を織り交ぜながら、1621年~1868年、江戸時代の大奥を舞台に壮大な人間模様が繰り広げられます。
16年ですか・・・!!
長期連載、お疲れ様でした。
さすが、よしながふみ。
素晴らしい完結でした。
余談になりますが、ドラマ化、映画化もされました。
☆☆☆☆☆
公式ビジュアルファンブック付の特別版は、カラーの美しい絵が沢山掲載されています。
対談も読み応えがあり、巻末には豪華寄稿もあります。
作者書き下ろし・・・ないけれども?と思ったら、最後のページにありました(ページがくっついていて一読した際には気づきませんでした~)。
絵柄がほぼ変化していないというのも凄いです。
『きのう何食べた?』の連載と同時並行。
荒れた絵もありませんし、丁寧に話を紡いでいった印象の作品です。
プロフェッショナル!
仕事も早いのだろうなぁ・・・と思います。
☆☆☆☆☆
男女逆転、最後の回収も素晴らしい。
創作が史実にぴたりとはまり、よしながふみ、凄すぎます。
天才!!
最後には津田梅子が登場します。
そういえば、津田梅子は新千円札の顔になるのですね・・・。
世界中電子決済の道へ進んでいるのに、逆行する日本。
日本で良く見られる傾向ですが(拘りすぎて世界においていかれる)、偽造防止の技術も素晴らしく、紙幣も芸術品のようになっていますし、お金に関しても日本独自の道を歩んでいくのかもしれません。
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『大奥』
このマンガには何度泣かされた事か!!
個人的には(大奥の人間ではないけれども)平賀源内がとても印象に残っています。
素敵な平賀源内でした。
サイコパスな治済も強烈な印象を残しました。
本当に「怪物」でした。
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2月26日(金)発売日に書店に行ったところ置いてなく、3月になってから購入しました。
何だろう・・・早すぎたのかな・・・。
『大奥』は手元に置いておこうと思います。
実家に大量においてあるので、今度一気読みをしたいです。
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皆様の明日も良い一日になりますように!!