仕事でも、仕事じゃなくても
フィルムアート社
1800円(税別)
インタビューをまとめた本です。
幼少期からデビューまでの話、現在の話まで語られています。
読み応えがある一冊です。
よしながふみさんの作品を全て読んでいるわけでなないので、作品の内容は???でしたが、知らなかった一面を沢山知る事が出来ました。
よしながふみさん、クレバーな方だな・・・と感じていたのですが、インタビューを読み改めて再認識しました。
ブレがないです。
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掲載場所は前後しますが印象に残った言葉を一部抜粋します。
漫画家生活の中で大切にしてきたこと。
“締め切りは守りましょう”
“仕事をくれる出版社に対して出来ることと言ったら、自分のできる一番クオリティの高いものを出す努力を続けることと、締め切りを守ることしかなかったんです。(中略)最終的に自分の名前で世の中に出る作品ですから結果は自分に跳ね返ってくるわけですし。”
次回作について。
“能力が関係ないとは言わないけれど、常に結果がそれに比例しているわけではないじゃないですか。会社でだって、仕事ができる順に出世するわけじゃなかったり。芸能界は人生の話が凝縮されているように感じるのかもしれません。能力はあるけれど芽が出ない人もいるし、問題を起こしても何度でも活躍の場に戻ってくる人もいる。人柄だけで支持されている人がいたり、芝居はうまくなくても名声があったりとか。面白そうなんですよね。”
・・・深い・・・。
芸能界は人生の話を凝縮・・・というか・・・生き馬の目を抜く・・・と言いますが、本当に生き残るのは大変な世界だと思います(共通項は尖っている時代があったとしても・・・良い方でないと生き残ることが出来ない世界。良い方って解釈の仕方は色々難しいですが・・・)。
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以前紹介したよしながふみさんの作品です。
大奥はNHKで放送される予定です。
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皆さまの明日も良い一日になりますように!!