金曜日はお金の話。
金のなる人
お金をどんどん働かせ資産を増やす生き方
成毛 眞
ポプラ新書
860円(税別)
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金曜日はお金の話・・・ですが、この調子だと、本の紹介になりそうです。
今週も本のお話です。
以下“”は書籍からの引用になります。
本書は“お金との付き合い方、向き合い方を見直し考え直して、自分らしく楽しく幸せな人生を送るための一冊”だそうです。
“本書の「金のなる人」というのは、決して「お金持ち」というわけではなく、生きる上で、お金の不安に悩まされず、自由に自分の人生を選択できる人のことである。”
「金のなる人」・・・?
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裏表紙のことば。
“あなたはお金を稼いで何がしたいのか。
人生を自分らしく生きるためのお金の戦略”
“お金に踊らされるな!
ロジカルに使え!”
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お金を稼いで何がしたいか?
幸せに暮らしたい!
お金に困りたくない、ふりまわされたくない!
まさに本書の「金のなる人」が理想!
“「今すぐサラリーマンをやめなさい」“が本書のアドバイスです。
完全にサラリーマンな自分(゚-゚)!
確かに「金のなる人」は自営業者が多いと思います(T_T)
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お金持ちのイメージ・・・
お金持ちはケチである、というのは基本的に合っていると思います。
お金を使わないのでお金が貯まります。
お金持ちは収入もありますが、支出も大きく、
「いざ」と言うときの支出に備えます。
お金持ちは質素な生活をされている方が多いと思います。
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日本の住宅は、海外の様にどーんとお城!!という訳にはいかず、ある程度の金額で収まります。
豪邸(ってそんなに何度も入ったことはないですが)と言っても、エレベーターがあったり、ゲストルームがあったり、バーがあったり、地下室があったり。
お風呂が温泉だったり。
広すぎても管理が大変ですし、部屋が何室もあるようなお家はそれほどないと思います。
ホテル住まいをしている海外の有名人の暮らしを何度か本で読みました。
ホテル住まいは綺麗に整えられ、清潔な暮らしが出来、なんと言っても楽!な気がします。
高額所得者が高級賃貸に住むのならホテルでいいや、と思うかもしれません。
コロナ禍のなか、海外の方がプライベートジェットで温泉宿に宿泊しているという話を聞きました。
日本人はそんな生活をしている方はごくわずかではないでしょうか。
お金持ちの友人はお金持ちだと思います。
類は友を呼ぶ・・・?
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本書に戻ります。
“吉祥寺の地方都市感がちょうどいい。”
“だが吉祥寺に住むのがいいと思っているのは、田舎者だ。駅徒歩15分~20分もざらで、吉祥寺には住宅地がない”
・・・辛口~!!
“吉祥寺をホームとするならば、住むべきは井の頭線の久我山、三鷹台、井の頭公園だ“
不思議・・・本書でも武蔵野市とか三鷹市とか杉並区とかが出てきました。
このブログでの武蔵野エリアの登場率、高い気がします・・・。
武蔵野エリア、人気ですね。
治安も良く、緑が多いのに都心も近く、本当に便利な街だと思います。
個人的には三鷹市に住みたいです。
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本書で印象に残った事は・・・
“借金はしない。ローンは組まない”
“家は即金で買え!無理なら賃貸”
・・・はい、賃貸で暮らします!
(先日ちょっと家を買いそうになった身に、この言葉は染みました・・・)
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お金を使う時に“何らかの合理性や付加価値を求めてしまう”という言葉。
近い言葉を何度か聞いた事があります。
一生分の税金を支払ったと思う、という方は
「家に飾っているものはイザという時に売れる物を購入している」とお話していました。
父親が事業資金に困った際に、コレクションしていた蔵書を売り凌いだ姿を見て、そういう見方で物をコレクションするようになったそうです。
イザをいう時に価値をつけて売る事が出来るもの。
先週の読書感想文、アートのコレクションを思い出します・・・。
アートで生きている方は「こんな酷い商売はないよ。ただの紙が何百万という価値になるって、詐欺だろう?」と苦笑しながらおっしゃっていました。
今までそんな事を考えた事がなかったので目から鱗な言葉でした。
もちろん純粋に絵を描く事を楽しまれている方も沢山いらっしゃいます・・・。
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今回はあれこれと思いつくまま、とりまとめのない文書をつらつらと書いてしまいました。
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お金に振り回されず、「金のなる人」になりたいです。
今年散財してしまった身としては・・・来年はまずは貯蓄っ!!
出来る範囲で本書の良い部分を取り入れようと思います。
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皆様の明日も良い一日になりますように!