音楽家の食卓
野田浩資
2600円(税別)
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昨日に続き音楽家関連の書籍です。
バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン・・・11人のクラシック作曲家が登場します。
写真も豊富で読み応えのある本です。
音楽家の話だけでなく、日本人とドイツ人俘虜、ドイツ村公園の話など日本等との関わりも紹介されていて良かったです。
昨日のCDの音楽を聴きながら読むのもよし、でした。
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筆者はドイツ料理のシェフです。
レシピは日本で手に入る材料を元にアレンジしたものを紹介しています。
シェフがつくる料理なのでレストランの一皿のようです。
家庭料理も交じっていますが、何かつくれるかな・・・。
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別件で聞いたお話です。
ジャガイモは土の中で出来る事もあり、フランスの貴族達は食べなかったそうです。
フライドポテトをフレンチフライというのは、ベルギー人とフランス人の区別がつかずそう名づけてしまったそうで、当時のフランス人の貴族がきいたらフレンチフライなんてとんでもない!!と言うに違いない、なんて話を聞きました。
ベートーヴェンでジャガイモのエピソードが出てくるので、最近色々な事がリンクしているな!と感じました。
ジャガイモ大好きです。
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音楽家の人生は様々です。
生れも育ちも申し分なく、幸せに長生きしている方もいれば、家が貧しく苦労を重ね、早世してしまう方もいます。
時代背景、作曲家の生い立ちなどを知ると曲も違って聞こえてきます。
先日の藝大の本で、指揮者氏は時代背景や作曲家の生い立ちなどを学んでいる・・・と紹介されていましたが、なるほどな、と思いました。
今回の本は完全に大人バージョンでした。
子どもと大人の本の読み比べ、面白いです。
子ども向けにはさらりと書いてある男女関係とかは大人になってから分かること・・・。
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皆様の明日も良い一日になりますように!!