岸辺露伴ルーヴルへ行く
2667円(税別)
2009年1月、ルーブル美術館に荒木飛呂彦さんの原画が展示されました。
2005年からルーブル美術館ではルーブル美術館BD(バンド・デシネ/漫画)プロジェクトをおこなっており、フランス内外の漫画家にルーブルを舞台にした作品を描いてもらい、展示するという事をしています。
日本人で初めてルーブル美術館Bに漫画を展示したのが、荒木飛呂彦さん。
本作品はフルカラーで描かれています。
書店で見つけ思わず購入してしまいました。
☆☆☆☆☆
ルーブル美術館からの条件はルーブル美術館を題材にオリジナルの作品を製作すること。
荒木飛呂彦さんの代表作は『ジョジョの奇妙な冒険』。
岸辺露伴は『ジョジョの奇妙な冒険』の第四部に登場する漫画家です。
ルーブルからはジョジョのキャラクターではなくオリジナルのキャラクターをという依頼だったそうですが、ルーブル側に相談し、岸辺露伴が主人公となる作品をつくりました。
素晴らしい作品です。
バンド・デシネ、何作が読んだことがあるのですが、確かにフルカラーでした。
日本の漫画はエンタテインメントですが、バンド・デシネはアート作品、独創的な芸術作品の傾向が強いようです。
☆☆☆☆☆
岸辺露伴と言えば・・・
昨年末、NHKで三夜連続でドラマが放送されました。
主演は高橋一生さん。
人気作品の映像化と言う事で相当なプレッシャーがあったと思うのですが・・・
役者さんって凄いです!!
この時の高橋一生の印象が凄すぎて、本作品を読んでいる間、岸辺露伴が完全に高橋一生さんが演じた岸辺露伴として脳内再生されていました。
・・・頭の中、想像力って面白い!!
しゃべり方、動き方が脳内で再生されていました。
☆☆☆☆☆
余談ですが、年をとらないと話題になっている荒木飛呂彦さん。
還暦を過ぎているというのに若々しい姿でメディアに登場されています。
凄い・・・。
☆☆☆☆☆
皆さまの明日も良い一日になりますように!!