LEE DAYS
vol.1
1210円(税込)
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LEEは創刊38周年。
お姉さん版のLEEとして、本書LEE DAYSが4月25日に発行されました。
第2弾は秋に発行される予定だそうで年2回の発行になるようです。
今対象対象年代を考えた事がなかったのですが、LEEは30代~40代の主婦向けの雑誌だそうです。
お姉さん版のLEE DAYSは40代後半~50代以降をターゲットにしているようです。
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以前ご紹介したイイノナホさんも登場されています。
以前お見かけした写真でイメージしていた方と雰囲気が違う!!
可愛らしい方をイメージしていたのですが、メイクの変化のせいもあるでしょうし、仕事現場の写真と言う事もあると思いますが、きりりとした大人の女性、というイメージに変りました。
渋谷区千駄ヶ谷に2年前にオープンしたショップがあるそうです。
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雅姫さんも紙面に沢山登場してみます。
池谷三奈美さんの器が気になります。
5月店頭発売予定・・・。
緊急事態宣言開けから販売でしょうか。
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お姉さん版のLEEということで、全体的に落ちついた色の写真が多いです。
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編集者・文筆家の小川奈緒さんのお宅では素敵な縁側の風景が写っていました。
縁側は日本建築独自のものなのだそうです。
縁側は家の中でも外でもない場所。
昨日オンライン研修を受けたのですが、京都のお坊さんの講話の中でも登場していました。
今は縁側のあるお家が少なくなっていると思いますが、縁側に座り、庭を眺めながらお茶をいただく・・・贅沢で懐かしい風景です。
祖父母の家や、農業を営んでいる友人のお家では良く縁側で遊びました。
陽当たりも良く、広々としていて、今思うと贅沢なつくりです。
雨の日などに洗濯物を干しているお家も多かったです。
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研修のお話をもう少しします。
“所作が人をつくる”という言葉がとても印象に残りました。
修行では学生のように学ぶ時間があるわけではなく、朝起きたら直ぐに掃除、庭の手入れ、食事の用意・・・など、常に身体を動かす事が多いそうです。
掃除をする事も、料理をつくる事も、修行や教えにつながっているそうです。
ささいな事で厳しい所作の指導を受け、最初は何でこんな事で!と思うものの、2~3年の差であっても明らかに先輩方の所作のほうが整っている。
導師は言うまでもなく凄みがある。所作も綺麗。
言葉では教えられないけれども、指示された行動の裏には必ず意味や教えがあり、日々の積み重ねが、先輩や導師の威厳や凄みにつながっていると、何かをきっかけに気づくそうです。
自身でそれぞれの意味に気づいていき、ささやかな事でも一つ一つ丁寧に積み上げていく事は、自分自身を磨いて行く事につながる・・・それは仏門の話だけでなく、私たち全ての人の生活についても同じものだと解釈しました。
お坊さんの講義??と思いましたが、なるほど、仕事につながる研修でした。
午後、別件のシンポジウムを拝聴したのですが、“型が人をつくる”という言葉が出てきて、午前中の話と共通するな、と感じたのでした。
威厳とかオーラとかいうものが、日々の積み重ねの賜として表われるのでしょう。
コロナ禍で生活週間を見直しした方も多いでしょうし、暮らし方が丁寧になった方も多いのではないでしょうか。
本来どうあるべきか、どう生活するべきか、考える時間が出来、良い事だと思います。
今まで自宅で料理をする習慣がなく、料理が楽しくなったと答えた方も増えたそうです。
家事を丁寧にする事は、自分の心を磨いて行くことにつながるのかもしれません。
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今回は創刊号と言うことで、様々な内容がぎゅぎゅっと恐縮された一冊でした。
DAYSと言う事で日々の暮らしをメインにした雑誌になっていくのではないでしょうか。
秋号も楽しみにしています。
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皆さまの明日も良い一日になりますように!!