桶狭間の戦い出陣メシ
〈肉味噌〉
昨日の続きです。
永禄3(1560)年の桶狭間の戦い。
信長は夜明け前の薄暗い室内で出陣メシを食べたと考えられます。
食文化の専門家監修のもと、出陣メシはこうだったのではないか?と料理を再現し、缶詰にしたのものです。
戦国時代は味噌も贅沢な調味料だったそうで、一部の限られた方しか口にすることができなかったそうです。
味が強いものを想像しましたが、現代に合わせ若干抑えめになっていました(お酒のアテにも調度よいです)。
信長は白飯にお湯をかけた「湯漬け」を、出陣や軍議の際には好んで食べたそうです。
桶狭間の戦い前の「湯漬け」に乗せたのが肉味噌だったそうです。
(「湯漬け」には「焼き味噌」がおかずとしてつくのが一般的だったそうです。)
肉食はまだ珍しかった時代(鶏などは神聖視され、卵を食べることでさえ忌避されていたそうです)信長らしい一品です。
味噌は栄養分的にも、頭の回転をよくするためにも良い食材だそうです。
さっそくお湯をかけて「湯漬け」にしてみました。
さらさらっといただけました。
せっかちだっと言われる信長らしい出陣メシです。
戦国時代は鶴(以前読んだ王室のおもてなし料理でも鶴が出てきました・・・)などが使われていたそうですが、本缶詰めでは鶏胸肉が使われています。生姜もきいています。
戦国時代は一日5合もご飯を食べていたそうで(江戸時代の米の消費量も半端なかったです・・・。それだけ肉体労働をしていたという事なのでしょう)、玄米や七分搗きの白米を山盛りにして食べていたようです。
肉味噌のアレンジ料理も紹介されていましたが、そのままご飯にのせていただきました。
面白い企画!!でした。
続いて欲しかったなぁ・・・(ちょっと上から目線な発言・・・。実は続いていたりして・・・)。
☆☆☆☆☆
皆さまの明日も良い一日になりますように!!